インビザラインの指導的立場「ファカルティ」に就任

愛知県名古屋市の歯科大学を卒業後、勤務した先の矯正歯科ではマルチブラケットによるワイヤー矯正の専門クリニックでした。自身、開業後の十数年はすべてワイヤー矯正での治療でしたが、2014年にインビザラインのライセンスを取得した後は、インビザラインシステムに取り組み続けて10年間、2,000を超える症例を積み重ね、キャリアを通じて卓越した功績を残した個人に授与されるLifetime Achievement 2000＋を受賞(2023年)いたしました。 こういった実績を経て、2021年よりインビザライン公認講師「ファカルティ」に就任いたしました。ファカルティとは、インビザラインを⾏う歯科医師の「先⽣⽅の先生」として指導を⾏う立場（2024年3⽉現在で国内25名のみ）であり、このような立場を任せていただきたいへん身の引き締まる思いです。

口元だけではなく、お顔全体のバランスまで考える必要性

一人一人の顔のバランスや年齢は様々なのに1パターンな治し方では当然のようにお顔の違和感が出現してきます。歯並びは綺麗になったのにスマイルラインが崩れた、笑ったときに歯茎が見えるようになった、顔が長くなった、ほうれい線が増えた、顔の輪郭が変わった、口元がきれいに見えない…。そんな方々を多く見てきて、2018年にChulalongkorn Universityにて顎顔面の解剖実習を改めて学び、様々な美容の認定を取得いたしました。美しい歯並び、健康的なかみ合わせはもちろん、一人一人の患者様にとって史上最高のお顔をデザインするという気持ちで矯正治療に臨んでいます。