マウスピース矯正中の飲食について
マウスピース矯正中って、皆さん飲食はどうしてるんだろう。
朝にはコーヒー飲みたいし、お酒が大好きなので夜にはビールやワインなども飲みたいけどマウスピースして飲んでも大丈夫かな。
休憩時間にジュース飲みたいけど、どうしたらよいのかな。
特に外食の時は周りに他の人もいるし、すぐに食事が終わるわけではないから普段より長くマウスピースを外してしまって心配。
と思ったことはございませんでしょうか。
マウスピース矯正時は、食事の際には必ず装置を外すということをお伝えさせていただいております。
矯正中でも外食は可能となりますので、その際のコツを今回はコラムにしました。
これからマウスピース矯正を始める人も、マウスピース矯正を考えている人も参考にして下さい。
外食でのマウスピース矯正の外し方
マウスピース矯正中の食事は必ず装置を外していただいております。
理由としまして、マウスピースの変形、着色する可能性が高いからです。
そして変形によりマウスピースを作り直しとなりますと、作成の費用や期間が追加でかかる場合もありますので必ず外してください。
マウスピース矯正中の飲み物
マウスピース矯正装着時の飲み物はお水がベストですが、お茶や無糖の飲み物でしたらマウスピース装着していても飲んで大丈夫です。
ただし、お茶や無糖の冷たいコーヒーなどは着色の原因となりますので、装着時は極力お水を飲む事をおすすめしております。
熱い飲み物は無糖でもマウスピースの変形の原因となりますのでNGです。
それでもコーヒーなどを飲みたい場合には、ストローを使用しております。
口の中に広がらないようにすることで、少しでもマウスピースへの着色を防ぐためです。
お酒に関しては、マウスピース装着時は飲むことを推奨してはおりません。
でもわたしはお酒が大好きで週の半分は飲んでしまうため、マウスピースを外してお食事をしながら飲むときは好きなお酒（ビールやワイン、シャンパンなど）を飲みます。
装着時間を過ぎたくない時は、一旦歯磨きをしマウスピース装着後、焼酎やハイボールなど無糖のお酒に変更します。
無糖のお酒ではありますが、就寝前にはきちんと歯磨きとマウスピースのお手入れをしてくださいね。
ガムはマウスピース装着時はNGですが、タブレットはなめても大丈夫です。
コンビニエンスストアなどで販売しているタブレットはキシリトールが50％ほどとなりますので、キシリトール60％以上の歯科専用のタブレットをおすすめします。
外食時の外し方、マウスピースの管理の仕方
外食の予定があった場合、お家でマウスピースを外してからお店にいくと外している時間が長く、規定装着時間を守れなくなる可能性があるので出来たら外食先で外したいですよね。
いくつかのパターンを記載しますので、用途によって使い分けてください。
１、お店のトイレでマウスピースを外す
一旦マウスピースを外すために席をはずさないといけませんが、事前に伝えておけば問題はないと思います。
手洗い場もあるので外したマウスピースを水ですすぐことも出来ますので、清潔な状態でケースなどに入れることが出来ます。
お湯ですすぐことは変形の原因となりますので、冬場は気をつけてください。
２、その場で外す
個室や気の知れた人との外食であれば、その場で外すのが楽な方法です。
マナーが悪いと思われる可能性があるので状況で判断してください。
３、他の場所であらかじめ外しておく
わざわざマウスピースを外すために移動しなくて良いので、事前に外すタイミングがあれば1番楽な方法です。
しかし、マウスピース矯正は基本1日20時間以上の装着が必須となります。
その為、外して食事をするまでにどのくらい時間がかかるのかを把握する必要があります。
すぐにお食事がでてこないなどもありますので装着時間が長い期間はお店で外すことをお勧めしております。
私が外食する際は家族友人が多いので、マウスピース矯正をしている事は知っている為、お店のトイレでマウスピースを外しお水でゆすいで忘れないようにケースに保管してます。
バックが小さくてケースが難しい場合には、ハンカチやティッシュにくるんですぐにバックに入れるようにしてます。
昔はおしぼりやティッシュに包んで机に置いて、そのまま忘れていくことが多かったので気をつけてます。
外食後のマウスピースと歯のお手入れ方法
歯のお手入れ
飲食後、歯磨きしてからマウスピースを再装着することがベストですがお店によって出来ない場合もあります。
歯磨きが出来ない場合には、うがい後にマウスピースを再装着してください。
マウスウォッシュ後、装着する際には糖分がはいってないか確認し、マウスウォッシュ自体に色がついてる場合には着色の原因となりますので再度お口の中を水ですすぐことをおすすめします。
マウスピースのお手入れ
歯ブラシをお持ちでしたら、水ですすぎながら優しくブラシングしてください。
お湯ですすぐのは変形の原因となりますので、NGです。
洗った後は乾燥させる必要がありますが、お店では難しいと思いますのでケースにいれてご自宅に戻った際に再度マウスピースのお手入れ、ケースも同時に綺麗にし乾燥させてください。
最後に
マウスピース矯正のいいところは装置を外せることです。
その為、ワイヤー矯正とは違って食べ物がワイヤーや歯にはさまることもなく普段通りの食事が可能です。
1番いいところは、きちんと歯磨きができますので虫歯や歯周病になりにくいです。
ルールを守れば通常の生活ができますので、楽しんで矯正治療を行っていただければと思います。
名古屋から通いやすい栄駅・久屋大通駅から徒歩5分の場所にあるアラインクチュールデンタルオフィス 名古屋栄院では、見た目にはわかりづらい矯正治療のマウスピース矯正（インビザライン）を専門とした矯正歯科クリニックです。
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執筆者
受付
加藤
