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インビザライン・システムとは

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急激な広がりを見せている【インビザライン・システム】ですが、どのような会社で開発され、いつ頃から日本国内に提供されたのかについて詳しく解説いたします。

インビザラインのロゴ

どのような会社がこのシステムをつくったのか?

インビザライン・ジャパン株式会社は「マウスピース型矯正装置」のパイオニア企業である、米国アライン・テクノロジー社(Align Technology, Inc.)の日本法人です。
独自に開発した3D画像化技術と審美的要素を融合した「インビザライン・システム」および「インビザライン Goシステム」を日本国内において日本の歯科医師に提供しています。また、デジタル歯科をリードするグローバル企業としてデジタル印象採得装置(口腔内スキャナー)を日本の歯科医師、医療機関や大学等に提供しています。
これまでに世界で1300万人を超える患者様がインビザラインによる治療を受けられています。(2022年6月時点における「インビザライン・システム」および「インビザライン Goシステム」の合計)

インビザラインの25周年
会社概要

会社名:インビザライン・ジャパン株式会社 (Invisalign Japan, Inc.)
設立:2002年5月
所在地:〒141-0021 東京都品川区上大崎3-1-1
代表者:代表取締役 松本 貴嗣
事業内容:歯列矯正用具の輸入業務並びに国内販売業務、医療機器の製造販売業務(許可番号: 13B2X10280)

グループ概要

本社:Align Technology, Inc.
設立:1997年3月
本社所在地:2820 Orchard parkway San Jose, California 95134
上場年月取引所:2001年1月 米国NASDAQ市場 ALGN-(NASDAQ)
連結売上高:US$24億 (2019年第4四半期)
従業員数:グループ全体:16,460人 (2019年12月現在)
主な提供地域:米国、カナダ、日本、中国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、オーストラリア、香港、韓国、中米、南米、その他各地

インビザライン・システムとは

インビザライン・システムとは、インビザライン・アライナー(透明マウスピース型矯正装置)を使用した歯列矯正治療システムですが、このインビザライン・システムとマルチブラケット・システムでは実際に何がどのようにちがうのかについて詳しく解説していきます。

ワイヤー矯正とインビザラインの違い
マルチブラケット・システム(ワイヤー矯正)

従来型の歯列矯正治療で最も一般的なのはマルチブラケット・システムによる治療方法です。このマルチブラケット・システムを用いた歯列矯正治療では1本1本の歯牙にブラケットと呼ばれる装置を接着し、このブラケットのスロット内にワイヤーを通して結紮します。これにより1本1本の歯牙がワイヤーに沿って排列されていくという仕組みです。

インビザライン・システム(マウスピース矯正)

一方で、インビザライン・システムを用いた矯正治療では、インビザライン・アライナー(透明マウスピース型矯正装置)を装着することによって、マウスピース型矯正装置の形状通りに1本1本の歯牙が排列されていきます。ブラケットという装置は用いず、その代わりにアタッチメントと呼ばれるものを特定の歯に接着する必要があります。

マルチブラケット・システムとインビザライン・システムの位置づけ

マルチブラケット・システムの立ち位置

従来型のマルチブラケット・システムによる歯列矯正治療では、熟練した技術が必要であり一般歯科治療を専門に行う歯科医師が安易に携われるものではなく専門性が高いものです。したがって、一般歯科治療を専門に行う歯科医師が歯列矯正治療を行いたいという患者様を目の前にしても矯正治療専門の歯科へ紹介せざるを得ないという状況が一般的です。また、マルチブラケット・システムによる歯列矯正治療は長い歴史があり、治療方法も確立されおり、矯正治療専門を専門に行う歯科医師のほとんどはマルチブラケット・システムを中心とした歯列矯正治療を行っているというのが事実です。

インビザライン・システムの立ち位置

最新型のインビザライン・システムによる歯列矯正治療は、今年でようやく25年の比較的新しい歯列矯正治療の方法であり、日本国内ではまだ20年の歴史ということになります。このため、歯列矯正治療の方法が確立されておらず、これを扱う矯正治療専門の歯科医師はまだまだ少ないと言えます。ところが、従来型のマルチブラケット・システムを用いた歯列矯正治療とは異なり、ブラケットを接着する技術が必要なく、ワイヤーを曲げる技術も必要がないため、これまで歯列矯正治療を行っていなかった一般歯科治療を専門に行う歯科医師がこぞってインビザライン・システムのライセンスを取得し、比較的携わり易い歯列矯正治療として世間では認知されるものとなりました。これにより、従来は矯正治療専門の歯科へ紹介せざるを得なかった患者さまを自分の歯科医院で治療できるようになってきました。

マルチブラケット・システムとインビザライン・システムによる治療精度のちがい

マルチブラケット・システムは、矯正治療専門の歯科医師がおこなうことが多いため、平均すると治療精度は比較的高いと言えます。一方で、インビザライン・システムでは、これまで矯正治療に携わっていなかった一般歯科治療を専門に行う先生が多いため、平均すればどうしても治療精度は低くなってしまいます。

インビザライン矯正治療にかかる費用について

インビザライン・システムには様々な歯列矯正治療オプションがある

インビザライン・システムを用いた歯列矯正治療には、年代や症状に合わせた7つの製品が存在します。わかりやすく解説するため下記の表にまとめましたのでご覧ください。

名古屋市内におけるインビザライン矯正治療費用の実態調査

【一般歯科】で行う歯列矯正治療、【一般歯科・矯正歯科】で行う歯列矯正治療、【矯正歯科】で行う歯列矯正治療の3つに大きく分かれることがわかりました。3つに分類し分かりやすく表をまとめ直してみました。

矯正歯科の違い

上記の表からもわかるように【一般歯科】で行われるインビザライン矯正治療はGoという治療オプションで治療費用は明記されておりましたが、治療費用以外の費用については明記されておりませんでした。【一般歯科・矯正歯科】で行われるインビザライン矯正治療は【矯正歯科】で行われるインビザライン矯正治療よりも大幅に費用設定が低いところも多いように見えますが、やはり治療費用以外の費用について明記されていないものもあるようです。

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監修者

医療法⼈きらめき 理事⻑
アラインクチュールデンタルオフィス名古屋 院⻑
インビザライン社ファルカルティ* ※公式認定講師
インビザラインダイアンモンドプロバイダ ※6年連続
インビザラインファースト部門世界シェア第1位 ※2019年
アラガン・ジャパン施注資格取得 ※2022年

⽵内 敬輔 Keisuke Takeuchi

愛知学院大学歯学部卒業後、北海道の矯正歯科にて研修を積み、2004年に愛知県にて子供向けの矯正歯科/小児歯科を開業。2014年に世界で最も代表的な透明マウスピース型矯正治療であるインビザライン・システムのライセンスを取得し、2015年に名古屋市では初となるインビザライン矯正治療を専門する矯正歯科【アラインクチュールデンタルオフィス】をオープン。また、2019年には銀座院にも同様の矯正歯科をオープンした。
マルチブラケット・システム矯正治療をはじめとする20年以上の歯列矯正治療の経験を持ち、インビザライン矯正治療1,900症例を含む4,900症例(2022年5月現在)を手がけ、2019年には子供向けのインビザライン・ファースト部門で16万人を超えるドクターの中で世界シェア第1位を獲得している。その経験の豊富さから日本だけでなく海外の歯科医師たちに対しても歯列矯正治療及びインビザライン・システムの教育や講演を多数行なっており、2021年よりインビザライン社のファカルティを務めている。 *インビザライン社のファカルティとは 透明マウスピース型矯正治療(インビザライン矯正治療)を⾏う歯科医師に対して指導を⾏うポジション (2022年3⽉現在国内22名)

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