インビザライン矯正治療における定期的な診察
名古屋市東区にあるインビザライン矯正専門クリニック、アラインクチュールデンタルオフィス 名古屋栄院ではインビザライン・システムによる歯列矯正治療を行うあたって、定期的な診察を重要と考えております。その一方で患者様にとってはなるべく通院の頻度は少ないほうが良いのも事実です。まずは、なぜ定期的な診察が必要かをご理解いただければと思います。
インビザライン矯正治療におけるオフトラッキング
インビザライン矯正治療では、アライナーと呼ばれる透明なマウスピース型矯正装置を装着して歯牙を移動させる矯正治療システムです。
1つのアライナーを1週間装着したうえで次のアライナーに進むわけですが、その段階で予定通り歯が移動していないことが多々あります。予定通りに歯が移動していないにもかかわらず次のアライナーに進んでしまうと、アライナーと歯の間のギャップが徐々に大きくなっていきます。このギャップをオフトラッキングと呼びます。
画像のようにオフトラッキングが起こってしまっている状態では、アライナーを装着していても歯が移動していなという結果になってしまいます。
オフトラッキングはなぜ起こる?
オフトラッキングが起こる理由は次の4つに分けられます。
1)患者さまの装着時間が基準の20時~22時間を満たしていない
2)アライナーを装着した後のチューイングが適切に行われていない
3)歯牙に設置したアタッチメントが脱離している
4)歯の移動計画に問題がある
1,2は患者さまの問題であり、3,4は医院側の問題となります。
大きなオフトラッキングが起こると大幅な矯正期間延長も
写真のようなオフトラッキングが起こってしまった場合には、次の2つの改善方法が考えられます。
1)直ちにアライナーの使用を中断し、新たにすべてのアライナーを作り直す
2)アライナーのステージアップを止め、補助的な装置を使用しオフトラッキングが改善するまで待つ
このような状態になると治療がストップしてしまうので治療期間が大幅に延びてしまうことにつながります。
オフトラッキングを起こさないために
インビザライン矯正治療ではオフトラッキングが起こらなければ治療は7~8割成功といっても過言ではありません。
アラインクチュールデンタルオフィス名古屋栄院では、毎回の定期的な診察の際に、目視では確認できないミクロ単位のオフトラッキングを検知するプログレスアセスメントというソフトウェアを導入しております。
インビザライン矯正治療を成功に導くために
インビザライン・システムは、アライナー(透明マウスピース型矯正装置)を1週間ごとに交換しながら段階的に歯牙をいどうしていく歯列矯正システムです。このため段階に応じた歯牙の移動が確実におこなわれていなければ、歯牙は最終的な目標位置に到達できません。
このため2カ月に一度の定期的な診察をお勧めいたします。
インビザライン矯正中、通院回数はどの程度必要か?
最後に
名古屋市東区にある栄駅・久屋大通駅から徒歩5分のアラインクチュールデンタルオフィス 名古屋栄院では、見た目にはわかりづらい矯正治療のインビザラインと呼ばれるマウスピース矯正を専門とした矯正歯科クリニックです。
当院では「矯正歯科専門」という特徴を活かし、患者さまお一人に対して予約時間をしっかりと取っておりますので、しっかりとご納得いただいたうえで、矯正治療を行います。定期診察においては「プログレスアセスメント」と呼ばれるインビザラインの矯正治療における歯の動きが計画通り進んでいるか確認出来るシュミレーションソフトを活用し、ミリ単位で歯の移動状況をチェックしていきます。歯並びのことで気になることがございましたら、是非当院までご相談ください。
〒461-0005
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監修者
医療法⼈きらめき 理事⻑
アラインクチュールデンタルオフィス 名古屋栄院 院⻑
インビザライン社ファルカルティ* ※公式認定講師
インビザラインダイアンモンドプロバイダ ※8年連続
インビザラインファースト部門世界シェア第1位 ※2019年
⽵内 敬輔 Keisuke Takeuchi
愛知学院大学歯学部卒業後、北海道の矯正歯科にて研修を積み、2004年に愛知県にて子供向けの矯正歯科/小児歯科を開業。2014年にインビザライン・システムのライセンスを取得し、2015年に名古屋市では初となるマウスピース専門の矯正歯科であるアラインクチュールデンタルオフィスをオープン。また、2019年には銀座院もオープンした。20年の歯列矯正治療の経験を持ち、インビザライン・システム1,900症例を含む4,900症例(2022年5月現在)を手がけており、2019年には子供向けのインビザライン・ファースト部門で16万人を超えるドクターの中で世界シェア第1位を獲得している。その経験の豊富さから日本だけでなく海外の歯科医師たちに対し歯列矯正治療及びインビザライン・システムの教育や講演を多数行なっており、インビザライン社のファカルティを務めている。 *インビザラインカファルティとは インビザラインを⾏う先⽣⽅の指導を⾏うポジション (2022年3⽉現在国内22名)
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