日本におけるマウスピース矯正の種類・効果・費用について
昨今、マウスピース型矯正装置による歯列矯正を受ける方が急激に増えてきております。
これと比例するように、私共のクリニック「矯正歯科アラインクチュール名古屋栄院」には、マウスピース矯正治療中の患者様のトラブルによる相談というのが年々増えてきております。
マウスピース矯正中のトラブルとは
◎正中が合わない
◎出っ歯が治らない
◎受け口が治らない
◎開咬が治らない
◎過蓋咬合が治らない
◎抜歯した歯の隙間が閉じない
◎歯が黒ずんできた
◎歯の移動が計画通りに進まない
◎歯とマウスピース型矯正装置との間にギャップ(隙間)が生じている
◎顎関節症がひどくなった
◎歯茎が下がってきた
◎歯と歯の間の根元に三角形の隙間が生じた
◎治療期間が長い
◎奥歯がかみ合わない
マウスピース矯正中のトラブルの種類は多岐にわたり、多くの患者様が相談にお越しになります。
そこで、今回はマウスピース型矯正装置による歯列矯正をご検討中の方に少しでも参考になればと、様々なマウスピース型矯正装置の製品について調査してみました。(2025年6月現在)
ワイヤー矯正? or マウスピース矯正?

従来型のマルチブラケット・システム(ワイヤー矯正)を用いた矯正治療は、大学病院などの医療機関でも最もポピュラーな装置であり、取り扱う矯正歯科医師は非常に多いと言えます。
一方で、歯の裏側(舌側)に矯正装置を付ける「舌側矯正」は、一般的な表側に装置を付ける矯正治療と比べ歴史は浅く、より専門的な知識及び技術や経験が必要となります。このため、矯正治療を専門とする歯科医師の中でも対応可能な先生が限られるほどです。
参入障壁の低いマウスピース矯正が一気に拡散!
マルチブラケット・システムを用いたワイヤーを用いた歯列矯正と違い、マウスピース矯正は多くの歯科医師にとって、一般診療を行う傍らでもはじめられる「参入障壁が低い矯正システム」と考えられているようであり、このように考える歯科医師の歯科医院において取り扱いが増えることで一気に拡散した経緯があるようです。しかし、実際に歯科医院でマウスピース矯正を行ってみると思ったように上手く治らず結局はマルチブラケット・システムによるワイヤー矯正に取り換えざるを得ないという状況に陥ってしまったり、矯正歯科の専門医院に転院(転医)するケースも少なくありません。これは患者様にとって非常に不利益な結果となります。
矯正治療の専門医であっても難易度が高い理由とは
われわれ歯科医師は学生時代の6年間を通して矯正学という学問を学び、矯正歯科の臨床についても学び実践いたします。しかし、残念ながら日本の大学機関においてマウスピース型矯正装置についての知識や技術を学ぶ場は皆無です。つまり、知識や技術の習得のほとんどがマルチブラケットによるワイヤー矯正を主としたものだからです。つまり、大学機関のみで学んだ知識と技術のみではマウスピース矯正はできるようにならないということです。つまり、矯正治療を専門的に行う矯正歯科であったとしてもマウスピース矯正単独で、ワイヤー矯正と同レベルの治療を行うことはほとんどのケースにおいて難しいというのが現実です。
マウスピース矯正の技術や知識はどのように習得する?
マウスピース矯正において最も古い歴史を持ち、日本において大多数のシェアをインビザライン・システムというメーカーでは、5年以上の矯正治療経験を持つ歯科医師がライセンスを取得することが可能です。つまり、矯正治療の経験が5年未満の歯科医師は原則ライセンスを取得することはできません。(※歯科医院のホームぺージ等でインビザライン認定医などという記載がありますが、これは単にインビザラインのライセンスを取得しているということに過ぎません。)
インビザラインのライセンスを取得するためには、一定の講習を受ける必要があり、それらをクリアして初めてインビザライン・システムを用いた矯正治療を経験できるということになります。これと同時にインビザライン矯正の難しさを思い知ることになります。
インビザライン矯正を行うにあたって、まずはクリンチェックというソフトウェアを用いてそれぞれの患者様の治療計画をつくる必要があるのですが、矯正学の知識が乏しい歯科医師にとっては何をどこからどうやってよいのかさっぱりわからないのではないでしょうか。
大事なのは装置の種類ではなく矯正歯科医師の「診断」と「治療ゴール」
「ワイヤー矯正かマウスピース矯正かどちらが上手く治るのか」
「表側矯正か裏側矯正かどちらが上手く治るのか」
「いろいろなマウスピースがあるがどう違うのか」
いちばん大事なことは患者さまひとり一人にとっての適切な「治療ゴール」であり、ゴールに向かう手段、すなわち「装置」ではありません。まずは、精密検査を受け、診断を受け、あなたにとっての適切な「治療ゴール」を知ることです。「治療ゴール」は決して曖昧ではいけません。
マウスピース矯正、価格の差はなぜ?
一般歯科と矯正歯科の両方を行っているクリニックでは、50万円台あるいは60万円台ほどの低価格帯でインビザラインによる歯列矯正治療を行っていうところも多いようです。一方で、矯正歯科のみを専門とするクリニックでは88万~110万円という価格帯になっていました。
どんな矯正装置も、単なる「道具」に過ぎない
いちばん大事なことは患者さまひとり一人にとっての適切な「治療ゴール」であり、ゴールに向かうための「道具」ではありません。まずは、精密検査を受け、診断を受け、あなたにとっての最適な「治療ゴール」を知ることです。
ところがこの「治療ゴール」はドクターによってかなり大きく異なります。
つまり、その「治療ゴール」自体が不適切なことが多く見られ、残念ではありますがスタートする前から「失敗」は決まってしまっているというわけです。
安さ=技術の低さ
「治療ゴール」を適切に立てるためには矯正学という学問を学ぶ必要がありますし、成長や発育といった学問を学ぶ必要があり、これは一朝一夕で学べるものではありません。
「治療ゴール」が適切にたてられていたとしても、「治療ゴール」に向かう1~2年の工程、つまりクリンチェック治療計画(家で言うところの設計図のようなもの)を作成するためのインビザライン治療経験は最低でも5年以上は必要であると考えます。
つまり、知識や経験の乏しい歯科医師は治療技術に自信が持てないので安く設定するということですね。
決して「誰がやっても同じ」ではないことがお分かりいただけたでしょうか?
安さ=低クオリティ
2025年6月現在、Google検索で「マウスピース矯正」と入力して検索した製品名を1つずつ忖度なしで調査してみました。
26製品のマウスピース矯正を調査した結果、公式ホームぺージを持たないマウスピース矯正が7製品。本社や本社所在地などの企業情報が明記されていないマウスピース矯正が15製品。
上場している企業は「インビザライン」を扱う米国アラインテクノロジー、「シュアスマイル」を扱う米国デンツプライシロナ、「エンジェルアライナー」を扱う中国エンジェルアライン・テクノロジー3製品のみという結果でした。マウスピース矯正を行った患者数を公表しているのは「インビザライン」を扱うアラインテクノロジー(米国)、「エンジェルアライナー」を扱うエンジェルアライン・テクノロジー(中国)、 「Smartee」を扱う上海スマートティーティーステクノロジー株式会社(中国)の3製品のみという結果でした。
失敗しないマウスピース矯正えらび
2025年6月現在、Google検索で「マウスピース矯正」と入力して検索した26社の製品を1つずつ忖度なしで調査してみました。調査の結果、多くのマウスピース矯正は一部の歯科医師のみが推奨している装置や製品であり、少なくとも日本において矯正治療を専門といている90%以上の歯科医師が「インビザライン」を選択しているというのが現状です。
これを踏まえると「インビザライン」以外のマウスピース矯正を選択することは「失敗」につながる可能性が高いと考えてよいと思います。
しかしながら、2026年現時点では唯一、ワイヤー矯正と同等レベルの矯正治療を行えると言われているインビザライン・システムであっても、実際に行ってみるとワイヤー矯正と同等レベルの矯正治療を行えるのは矯正を専門とする歯科医師の中でも対応可能な先生が限られます。
マウスピース矯正の種類
2025年6月現在、Google検索で「マウスピース矯正」と入力して検索した製品名を1つずつ忖度なしで調査してみました。
製品名1)インビザライン

マウスピース矯正製品名:インビザライン
本社:米国アライン・テクノロジー社(Align Technorogy,Inc))
設立:1997年3月
本社所在地:2820 Orchard parkway San Jose,California95134
従業員数:16,460人(2019年12月現在)
主な提供地域:米国、カナダ、日本、中国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、オーストラリア、香港、韓国、中米、その他各地
患者数:2000万人(2025年6月現在)
その他特記事項:
日本法人:インビザライン・ジャパン株式会社
上場年月取引所:2001年 米国NASDAQ市場ALGN-(NASDAQ)
連結売上高:US$24億(2019年第4四半期)
製品名2)クリアライン
※公式ホームページなし
マウスピース矯正製品名:クリアライン
本社:不明
設立:不明
本社所在地:不明
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名3)クリアコレクト

マウスピース矯正製品名:クリアコレクト
本社:不明
設立:不明
本社所在地:不明
従業員数:不明
主な提供地域:米国、日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名4)アソアライナー

マウスピース矯正製品名:アソアライナー
本社:株式会社アソインターナショナル(ASO INTERNATIONAL, INC.)
設立:1982年
本社所在地:東京都中央区銀座2-11-8 第22中央ビル4F
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名5)キレイライン

マウスピース矯正製品:キレイライン
本社:heepMedical Technologies株式会社
設立:2017年3月
本社所在地:東京都板橋区西台4-3-28F
従業員数:163人
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名6)ゼニュム

マウスピース矯正製品:ゼニュム
本社:不明
設立:不明
本社所在地:不明
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名7)ホワイトライン

マウスピース矯正製品:ホワイトライン
本社:アッパーライズプラス株式会社
設立:2020年04月10日
本社所在地:東京都豊島区南池袋2-29-9 損保ジャパン南池袋ビル4F
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名8)エシックス
※公式ホームページなし
マウスピース矯正製品:エシックス
本社:不明
設立:不明
本社所在地:不明
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名9)スマイルトゥルー

マウスピース矯正製品:スマイルトゥルー
本社:不明
設立:不明
本社所在地:千葉県千葉市美浜区中瀬2-6-1 WBGマリブウエスト21階
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名10)オーマイティース

マウスピース矯正製品:オーマイティース
本社:株式会社Oh my teeth
設立:2019年10月18日
本社所在地:不明
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名11)ハナラビ

マウスピース矯正製品:ハナラビ
本社:株式会社DRIPS
設立:不明
本社所在地:東京都千代田区丸の内2丁目3番2号郵船ビルディング4階
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名12)はならぶ

マウスピース矯正製品:はならぶ
本社:Deltan株式会社
設立:不明
本社所在地:東京都品川区平塚3丁目1-9
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名13)ディパール

マウスピース矯正製品:ディパール
本社:株式会社フィルダクト (Philduct Inc.)
設立:2018.03.06
本社所在地:東京都千代田区神田淡路町1-15-3 西堀ビル2F
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名14)エミニナル

マウスピース矯正製品:エミニナル
本社:不明
設立:不明
本社所在地:不明
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名15)ビフォーデント

マウスピース矯正製品:ビフォーデント
本社:不明
設立:不明
本社所在地:東京都千代田区永田町 2-17-5
従業員数:不明
主な提供地域:韓国、日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名16)アットスマイル

マウスピース矯正製品:アットスマイル
本社:不明
設立:不明
本社所在地:不明
従業員数:不明
主な提供地域:韓国、日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名17)シュアスマイル

マウスピース矯正製品:シュアマイル
本社:デンツプライシロナ株式会社 Dentsply Sirona K.K.
設立:
本社所在地:アメリカ ノースカロライナ州シャーロット
従業員数:約15,000名
主な提供地域:40カ国以上
患者数:不明
その他特記事項:
日本法人:デンツプライシロナ株式会社 Dentsply Sirona K.K.(2017年1月)
上場証券取引所:NASDAQ
製品名18)アクアシステム
※公式ホームページなし
マウスピース矯正製品名:アクアシステム
本社:不明
設立:不明
本社所在地:不明
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名19)イークライナー
※公式ホームページなし
マウスピース矯正製品名:イークライナー
本社:不明
設立:不明
本社所在地:不明
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名20)オペラグラス

◎公式ホームページあり
マウスピース矯正製品名:オペラグラス
本社:不明
設立:不明
本社所在地:不明
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名21)クリアスマイル
※公式ホームページなし
マウスピース矯正製品名:クリアスマイル
本社:不明
設立:不明
本社所在地:不明
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名22)デンマウスピース
※公式ホームページなし
マウスピース矯正製品名:デンマウスピース
本社:不明
設立:不明
本社所在地:不明
従業員数:不明
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
製品名23)GalaxyAlign

◎公式ホームページあり
マウスピース矯正製品名:GalaxyAlign
本社:株式会社フォレスト・ワン
設立:2006年 5月8日
本社所在地:〒274-0825
千葉県船橋市前原西2丁目19-1 津田沼ビート4階・5階
従業員数:56名(2021年12月現在)
主な提供地域:日本
患者数:不明
その他特記事項:
旧:StarAlign(株式会社テクノハ)が2023年2月1日付けで株式会社フォレスト・ワンへ事業譲渡を行い新:Galaxy Alignにアップデートしました
製品名24)シースルーアライナー

◎公式ホームページあり
マウスピース矯正製品名:シースルーアライナー
本社:シースルーテック株式会社
設立:不明
本社所在地:韓国ソウル市江南区テヘラン路55道34
従業員数:不明
主な提供地域:韓国、中国、日本、台湾
患者数:不明
その他特記事項:
製品名25)エンジェルアライナー

◎公式ホームページあり
マウスピース矯正製品名:エンジェルアライナー
本社:エンジェルアライン・テクノロジー(時代天使科技)
設立:2003年
本社所在地:中国上海市楊浦区正壹路500号7階(エンタープライズセンター7号館)
従業員数:2,883名
主な提供地域:中国
患者数:100万人以上(2024年5月現在)
その他特記事項:
日本法人:なし
上場年月取引所:2021年6月 香港
売上高:HKD 1,594百万
製品名26)スマーティー(Smartee)

◎公式ホームページあり
マウスピース矯正製品名:Smartee
本社:上海スマートティーティーステクノロジー株式会社
設立:2003年
本社所在地:上海市浦東新区盛夏路 565 巷、Jixian Center E ビル、中国
従業員数:不明
主な提供地域:中国
患者数:170万人以上(2025年6月現在)
その他特記事項:
日本法人:メディプラングループ
マウスピース矯正の調査結果
1)公式ホームページが存在しないマウスピース矯正製品
27製品のマウスピース矯正を調査した結果、公式ホームぺージを持たないマウスピース矯正が7製品。
・クリアライン
・エシックス
・アクアシステム
・イークライナー
・アクアシステム
・クリアスマイル
・デンマウスピース
公式ホームぺージを持たないマウスピース矯正の製品はそれだけ取り扱う矯正歯科が少ないと言えます。
選択した製品によるマウスピース矯正が、思ったように進まなかった場合、転医(転院)を検討する必要も考えられます。
また、製品自体に問題があった場合にも責任の所在が明らかではありません。
さらに、ごく僅かな特定の矯正歯科でしか扱っていないマウスピース矯正製品の場合には転医(転院)が困難です。
あるいは、治療中に矯正担当医に万が一のことがあった場合にもやはり引き継いでくれる矯正歯科を探すのも困難です。
上記7製品のマウスピース矯正を行う場合には慎重な検討が必要となります。
2)本社や本社所在地が不明なマウスピース矯正製品
26製品のマウスピース矯正を調査した結果、本社や本社所在地などの企業情報が明記されていないマウスピース矯正が14製品。
・クリアライン
・クリアコレクト
・ゼニュム
・エシックス
・スマイルトゥルー
・オーマイティース
・エミニナル
・ビフォーデント
・アットスマイル
・アクアシステム
・イークライナー
・オペラグラス
・クリアスマイル
・デンマウスピース
どのような企業やメーカーが製造しているマウスピース矯正製品なのか?
それすら不明なマウスピース矯正製品が多大半であることが判明する結果となりました。
歯列矯正は0.1ミリ単位、あるいは1度単位での歯牙移動が必要となる繊細な治療です。口腔内に装着したマウスピースが弾性や剛性を失われることなく0.1ミリ単位、あるいは1度単位の歯牙移動を実現するマウスピース素材でなければなりません。
また、マウスピース矯正は長時間にわたって口腔内に装着する必要があるため口腔内の温度による弾性や剛性の維持、1日に数回の取り外しに耐えうるめ耐久性も求められます。さらに、長期間お口の中に装着するという安全性も重要です。
このように繊細な品質を求められる製品を製造する企業やメーカーが不明であるという時点で、そのような製品を自分の歯科医院の患者さんの矯正治療に使用するというのは考えにくいですね。
3)マウスピース矯正を扱う企業の上場
われわれ矯正歯科医院の立場から考えると、患者様に使用しているマウスピース型矯正装置が安定して提供できるかどうかは非常に重要なポイントです。その製造メーカーがどの程度信頼できるかどうかを慎重に見極める必要があります。実際に26製品のマウスピース矯正を調査した結果、上場している企業は「インビザライン」を扱う米国アラインテクノロジー、「シュアスマイル」を扱う米国デンツプライシロナ、「エンジェルアライナー」を扱う中国エンジェルアライン・テクノロジー3製品のみという結果でした。
上場している=信頼できるというわけではありませんが、少なくとも本社の所在地も不明で公式ホームページもなく、会社の情報が不透明であるマウスピース矯正メーカを選ぶというのは歯科医院の立場からは患者様に安心して矯正治療をいただくためにはリスクが高いと感じます。
4)マウスピース矯正を行った患者数を公表している製品
矯正治療を行う際には世界中でどの程度の方が使用している装置なのかというのは気になるところです。実際に26製品のマウスピース型矯正装置を扱うメーカーを調査した結果、マウスピース矯正を行った患者数を公表しているのは「インビザライン」を扱うアラインテクノロジー(米国)、「エンジェルアライナー」を扱うエンジェルアライン・テクノロジー(中国)、 「Smartee」を扱う上海スマートティーティーステクノロジー株式会社(中国)の3製品のみという結果でした。
上記の3製品以外のマウスピース型矯正装置を扱うメーカーでは、患者数が公表されておらず不安の残る結果となりました。
インビザライン矯正で治せる歯並びは?
マウスピース矯正「インビザライン」を専門に行っているクリニックだからこそ、ありとあらゆる症例をインビザラインのみで治療しております。
ここでは代表的な10症例についてについて、医療広告ガイドラインに従い、治療の内容、費用、主なリスク、副作用等に関する事項についての情報を掲載しております。
【症例No】をタップまたはクリックすることで治療の詳細をご覧いただけます。
叢生(ガタガタな歯並び)
↓↓ 症例を見るにはここをクリック ↓↓
性別:女性
年齢:20代

<患者さまの気になっている症状>
・上の前歯が前に出ている
・口が閉じづらい
・仕事終わりにアゴの疲れを感じる
・かかりつけの歯科でかみ合わせが良くないと言われたことがある
・矯正治療にかかる期間を知りたい
・矯正治療にかかる費用を知りたい
・マウスピース型矯正装置で治るのかを知りたい
<治療方法・矯正装置の種類>
奥歯を少し後方にずらしつつ、少し歯列を側方に広げるとともに、僅かに歯の太い部分を削りながらマウスピース矯正(インビザライン)のみで治療を行いました。
上顎前突(出っ歯)
↓↓ 症例を見るにはここをクリック ↓↓
性別:女性
年齢:10代

<患者様の気になっている症状>
・前歯が出ているので口が閉じにくい
・抜歯することなく矯正はできるのか
・インビザラインでの矯正ができるのか
・成人式の前までにどの程度進むのか
・治療にかかるトータルの期間や治療の流れを知りたい
<治療方法・矯正装置の種類>
どうしても小臼歯は抜きたくないというご要望でしたので、第2大臼歯(親知らずの1つ手前の歯)を抜歯してインビザライン矯正のみで治療しました。
↓↓ 症例を見るにはここをクリック ↓↓

出っ歯が気になる、顔のコンプレックスは歯の矯正で改善されるのかという悩みをお持ちの20代の女性。
上顎の第1小臼歯を抜歯してインビザライン矯正のみで治療しました。
下顎前突(反対咬合・受け口)
↓↓ 症例を見るにはここをクリック ↓↓

性別:男性 年齢:30代
<患者様が気になっている症状>
・歯並びが気になる
・嚙み合わせが悪い
・下のアゴが出ている
・他の矯正歯科でマウスピース矯正では難しいと言われた
・会社を継ぐにあたって人前に出る機会が増え治したいとおもった
・マウスピース型の矯正で治るのか?
過蓋咬合(深いかみ合わせ)
↓↓ 症例を見るにはここをクリック ↓↓
八重歯になっている歯並びが気になる、歯は抜きたくないとい20代の女性。
親知らずの抜歯であれば構わないということで親知らずを抜歯し、上顎の奥歯を後ろにずらしつつ、下顎の歯列を前方及び側方にやや拡大しながら歯並びと深いかみ合わせをインビザラインのみで改善しました。
その他の症例
2021年には国内25名のみの公認指導医に選ばれ、現在も国内外で技術指導を行っています。
これまで3,000症例以上のインビザライン矯正を経験し、「Lifetime Achievement 3000+」を受賞。
その中から50症例を厳選してInstagramにて公開しております。
矯正歯科アラインクチュール 名古屋栄院について
矯正歯科とは「不正咬合」を治療する歯科の一分野です。矯正歯科アラインクチュールは矯正治療を専門に行っております。
私たちの特徴
私たちは2015年に東海地区では初めてとなる「インビザライン専門の矯正歯科」として名古屋市に開業しました。
矯正歯科の専門医院というのは文字通り矯正治療のみを行う歯科医院ではありますが、通常の矯正治療の専門医院では表側のマルチブラケット矯正や裏側(舌側)のマルチブラケット矯正、あるいは様々なマウスピース型の矯正装置を取り扱うのが一般的です。しかし、扱う矯正装置や手法が増えれば増えるほど歯科医師側の技術や知識も分散されてしまい専門性は失われていってしまいます。
今回、インビザラインの他にどれだけのマウスピース矯正が存在するかに関してまとめましたが、見た目には似ている装置がここまで増えてきていることに驚いたとともに、それらインビザラインに類似したマウスピース矯正がどこまで精度の高い歯牙移動を行えるかについて注意深く見守っていきたいです。
ドクターについて
これだけ増加してきているマウスピース矯正の装置から「どの矯正装置を使うのか?」というのは重要なことですが、「どの歯科医師に治療をしてもらうのか?」はということの方がはるかに重要になってくるのではないでしょうか。
アクセス
〒461-0005
愛知県名古屋市東区東桜1丁目9−19 成田栄ビル 3F
TEL:052-228-6996
予約:WEB予約
アクセス:
電⾞でお越しの⽅
名古屋市営地下鉄
東⼭線/名城線 栄駅4番出⼝ 徒歩5分
桜通線/名城線 久屋⼤通駅3B出⼝ 徒歩5分
車でお越しの方
当院には駐⾞場がございませんので、
恐れ⼊りますがお近くのコインパーキングをご利⽤ください。
公式WEBサイト:
インビザライン専門の矯正歯科アラインクチュール 名古屋栄院
- マウスピース矯正中のトラブルとは
- ワイヤー矯正? or マウスピース矯正?
- マウスピース矯正、価格の差はなぜ?
-
マウスピース矯正の種類
- 製品名1)インビザライン
- 製品名2)クリアライン
- 製品名3)クリアコレクト
- 製品名4)アソアライナー
- 製品名5)キレイライン
- 製品名6)ゼニュム
- 製品名7)ホワイトライン
- 製品名8)エシックス
- 製品名9)スマイルトゥルー
- 製品名10)オーマイティース
- 製品名11)ハナラビ
- 製品名12)はならぶ
- 製品名13)ディパール
- 製品名14)エミニナル
- 製品名15)ビフォーデント
- 製品名16)アットスマイル
- 製品名17)シュアスマイル
- 製品名18)アクアシステム
- 製品名19)イークライナー
- 製品名20)オペラグラス
- 製品名21)クリアスマイル
- 製品名22)デンマウスピース
- 製品名23)GalaxyAlign
- 製品名24)シースルーアライナー
- 製品名25)エンジェルアライナー
- 製品名26)スマーティー(Smartee)
- マウスピース矯正の調査結果
- インビザライン矯正で治せる歯並びは?
- 矯正歯科アラインクチュール 名古屋栄院について
監修者
医療法⼈きらめき 理事⻑
アラインクチュールデンタルオフィス名古屋栄院 院⻑
インビザライン社ファルカルティ* ※公式認定講師
インビザラインダイアンモンドプロバイダ ※6年連続
インビザラインファースト部門世界シェア第1位 ※2019年
⽵内 敬輔 Keisuke Takeuchi
愛知学院大学歯学部卒業後、北海道の矯正歯科にて研修を積み、2004年に愛知県にて子供向けの矯正歯科/小児歯科を開業。2014年にインビザライン・システムのライセンスを取得し、2015年に名古屋市では初となるマウスピース専門の矯正歯科であるアラインクチュールデンタルオフィスをオープン。また、2019年には銀座院もオープンした。20年の歯列矯正治療の経験を持ち、インビザライン・システム3,000症例を含む6,000症例(2025年6月現在)を手がけており、2019年には子供向けのインビザライン・ファースト部門で16万人を超えるドクターの中で世界シェア第1位を獲得している。その経験の豊富さから日本だけでなく海外の歯科医師たちに対し歯列矯正治療及びインビザライン・システムの教育や講演を多数行なっており、2021年よりインビザライン社のファカルティを務めている。 *インビザライン社カファルティとは インビザライン矯正に携わる歯科医師に対し、歯列矯正治療およびインビザライン・システムについての教育・指導を⾏うポジション (2025年5⽉現在国内25名)
同じ監修者の記事はこちら 詳しいドクターの紹介はこちら