インビザライン・ダイアモンド・プロバイダーは矯正治療が上手なのか?
2014年にインビザラインもライセンスを取得し、インビザライン・プロバイダーとなってから11年が経過しました。
11年前の2014年、こんなにもインビザライン矯正が普及するとは思ってもいませんでした。
2015年にインビザライン専門クリニックとして開業した当初、愛知県でインビザラインを専門としたクリニックは1つもなく、まさに「インビザライン専門クリニックの第1号医院」でした。
矯正歯科アラインクチュールを開設して10年経過、いま思うこと
「こんなもので治るのか?」
2015年にインビザライン専門のクリニックとして開業した際には、周りでインビザライン・システムを扱っている矯正歯科はほとんど無く、相談に来る患者様は皆さん半信半疑。
「こんなもので治るのか?」と。
ほとんどの患者さんが、マルチブラケット・システムでのワイヤー矯正か、インビザライン・システムでのマウスピース矯正かというのを悩んでいたように記憶しています。
今までの矯正治療の知識、マルチブラケットでのワイヤー矯正の経験が通用しない
2015年に開業して以来、インビザライン矯正に取り組みはじめ思ったこと。
自分のマルチブラケットによるワイヤー矯正時代、様々な講習会やセミナーに参加し、それなりに正しく良い矯正治療を行ってきたつもりでいました。それを活かし、一人ひとりの、1つひとつの症状を分析・診断し、それにあった治療ゴールをイメージし、クリンチェックという設計図に反映し、「これなら治るはず!」と製造したインビザライン・アライナーを患者さんにお渡しし治療を進めていきました。
もちろん、きちんと治るケースもあれば、計画から逸脱してしまうケースも。
インビザライン矯正って難しい。

インビザラインでのマウスピース矯正で、マルチブラケットでのワイヤーと同レベル矯正治療はできるのか?
答えとしては、奥歯(すなわち大臼歯)をあまり動かさない治療や抜歯を伴わない治療であれば「YES」
ただし、奥歯を動かす治療や抜歯を伴う治療であれば、「条件」付きで「YES」
この「条件」をクリアできる矯正歯科医はどの程度いるのでしょうかね?
矯正治療は症例数よりも、1つひとつの治療の中身
最初から「できる」人はいない、試行錯誤を積み重ね、徐々に「できる」ようになってくる。
試行錯誤を積み重ねない人は何度やっても「できない」し、一朝一夕で「できる」ようになる訳は無い。
インビザライン矯正が患者さん集めの手段になっている?
どのクリニックもこぞってインビザライン矯正を「やっている」と広告を出している。
が、「やっている」のと「できる」のとでは大きく違う。
その歯科医師がただ単に「やっている」人なのか、「できる」人なのかを見極めるのは難しい。
一人ひとりの患者、一つひとつの治療と向き合い続けていきたい
2015年にインビザライン専門クリニックとして開業して、10年が経過し3,600症例以上のインビザライン治療実績を残し「Life Time Achivemento 3000+」として表彰されました。そして、毎年400症例以上お実績を上げているということで「インビザライン・ブラックダイアモンド・プロバイダー」といても表彰されました。

決して 「症例数=治療が上手」 は成り立たない
自分が手掛けた3,600症例がすべて完璧な治療だったのか?
これを常に自分に問いかけ続け、常により良い治療結果にたどり着くべく、「できない」から「できる」に変えていく検証と研究を続けていきたい。
3人に1人が紹介での患者様
自分のインビザライン矯正治療を受けた患者さんは3,600名。
この方たちは、本当に満足されているのか?
矯正歯科アラインクチュールでは、33%、つまり3名に1名は紹介での患者様。
これが2名に1名、そしてすべてが紹介の患者様になることが目標。

月に13名までがキャパシティの限界
3階の診療フロアは初診診察、コンサルテーションルームとして2時間に1名。2階のトリートメントルームは診療ユニット1台で1時間に1名。なので毎月13名までの新規患者さましか受け入れが出来ませんが、その分これからも「とにかく丁寧な診療」を行っていきたい。
監修者
医療法⼈きらめき 理事⻑
アラインクチュールデンタルオフィス名古屋栄院 院⻑
インビザライン社ファルカルティ* ※公式認定講師
インビザラインダイアンモンドプロバイダ ※8年連続
インビザラインファースト部門世界シェア第1位 ※2019年
⽵内 敬輔 Keisuke Takeuchi
愛知学院大学歯学部卒業後、北海道の矯正歯科にて研修を積み、2004年に愛知県にて子供向けの矯正歯科/小児歯科を開業。2014年にインビザライン・システムのライセンスを取得し、2015年に名古屋市では初となるマウスピース専門の矯正歯科アラインクチュール名古屋栄院をオープン。また、2019年には矯正歯科アラインクチュール東京銀座院もオープンした。20年以上の歯列矯正治療の経験を持ち、インビザライン・システム3,600症例を含む6,600症例(2026年2月現在)を手がけており、2019年には子供向けのインビザライン・ファースト部門で16万人を超えるドクターの中で世界シェア第1位を獲得している。その経験の豊富さから日本だけでなく海外の歯科医師たちに対し歯列矯正治療及びインビザライン・システムの教育や講演を多数行なっており、2021年よりインビザライン社のファカルティを務めている。
*インビザライン社カファルティとは インビザライン矯正に携わる歯科医師に対し、歯列矯正治療およびインビザライン・システムについての教育・指導を⾏う国内25名のみの公認指導医
