インビザライン社のステータスとは

インビザライン・ジャパン株式会社は「マウスピース型矯正装置」のパイオニア企業である、米国アライン・テクノロジー社(Align Technology, Inc.)の日本法人です。
独自に開発した3D画像化技術と審美的要素を融合した「インビザライン・システム」および「インビザライン Goシステム」を日本国内において日本の歯科医師に提供しています。また、デジタル歯科をリードするグローバル企業としてデジタル印象採得装置(口腔内スキャナー)を日本の歯科医師、医療機関や大学等に提供しています。
これまでに世界で1300万人を超える患者様がインビザラインによる治療を受けられています。(2022年6月時点における「インビザライン・システム」および「インビザライン Goシステム」の合計)
インビザライン・ジャパン株式会社では、インビザライン矯正の治療症例数に応じて歯科医師にステータスを付与しています。
ステータスの決定について
ステータスは年間のクリンチェック承認数、つまり年間の治療契約数に応じて決定されるようです。
〇ブロンズ 1~10症例
〇シルバー 11~20症例
〇ゴールド 21~50症例
〇プラチナ 51~80症例
〇プラチナエリート 81~150症例
〇ダイアモンド 151~400症例
〇ブラックダイアモンド 401症例以上
ステータスと治療技術は関連があるのか?
インビザライン・ジャパン株式会社のステータスは年間のクリンチェック承認数、つまり年間の治療契約数に応じて決定されるものですので、歯科医師の治療技術とは無関係ということになります。
とくに複数の歯科・クリニックを経営する大型の医療法人では、1人の先生のアカウントを利用して複数の歯科・クリニックの患者さんすべての契約を行っている場合も多いようです。こうなると複数の歯科・クリニックの患者さんの契約を合算すれば上位のステータスを獲得できてしまう仕組みとなっているようです。
インビザライン・システムとは
インビザライン・システムという治療方法は、インビザライン・アライナー(透明マウスピース型矯正装置)を装着することによって、マウスピースの形状通りに1本1本の歯牙が排列されていきます。ブラケットという装置は用いず、その代わりにアタッチメントと呼ばれるものを特定の歯に接着する必要があります。

執筆者
医療法⼈きらめき 理事⻑
アラインクチュールデンタルオフィス名古屋 院⻑
インビザライン社ファルカルティ* ※公式認定講師
インビザラインダイアンモンドプロバイダ ※6年連続
インビザラインファースト部門世界シェア第1位 ※2019年
竹内 敬輔 Keisue Takeuchi
愛知学院大学歯学部卒業後、北海道の矯正歯科にて研修を積み、2004年に愛知県にて子供向けの矯正歯科/小児歯科を開業。2014年にインビザライン・システムのライセンスを取得し、2015年に名古屋市では初となるマウスピース専門の矯正歯科であるアラインクチュールデンタルオフィスをオープン。また、2019年には銀座院もオープンした。20年の歯列矯正治療の経験を持ち、インビザライン・システム1,900症例を含む4,900症例(2022年5月現在)を手がけており、2019年には子供向けのインビザライン・ファースト部門で16万人を超えるドクターの中で世界シェア第1位を獲得している。その経験の豊富さから日本だけでなく海外の歯科医師たちに対し歯列矯正治療及びインビザライン・システムの教育や講演を多数行なっており、インビザライン社のファカルティを務めている。

監修者
インビザラインカファルティ*医療法⼈きらめき理事⻑
アラインクチュールデンタルオフィス名古屋院院⻑
⽵内 敬輔 Keisuke Takeuchi
20年の矯正治療経験を持ち、インビザライン1,900症例を含む4,900症例(2022年5月現在)を手がけている。その経験の豊富さからインビザライン関連の講演を多数行なっており、日本だけでなく海外のドクターたちに対しインビザライン治療の教育をおこなっている。 *インビザラインカファルティとは インビザラインを⾏う先⽣⽅の指導を⾏うポジション (2022年3⽉現在国内22名)
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